11/25/2006

11月24日(金)~

2002年バリュー・メドック・グランクリュ特集パート2
2002年メドック・グランクリュの人気銘柄をご紹介します。

A.シャトー・カントナック・ブラウン 1,400円/グラス
1980年コニャックの名門レミーマルタンに買収され、その後保険業界のアクサの手に渡って現在にいたる。礫岩質から生み出されるワインは一貫してミディアムボディであり、筋肉質、若いうちは果実というよりはタンニンが先行する男性好みの味わい。コミューン マルゴー、品種 カベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロー30%、カベルネ・フラン5%、格付け 3級、PP 86

B.シャトー・ダルマイヤック 1,500円/グラス
1988年まではシャトー・ムートン・バロンヌフィリップと呼ばれていた英ロスチャイルド系のシャトー。ロバート・マイケル・パーカーJr氏もその著書のなかで『2002年の掘り出し物』とコメントしているように兄貴分のムートンを彷彿とさせる高い品質。コミューン ポイヤック、品種 カベルネ・ソーヴィニヨン56%、メルロー22%、カベルネ・フラン20%、プティ・ヴェルド2%、格付け 5級、PP 89+

C.シャトー・ベイシュヴェル 1,600円/グラス
サンジュリアンの超人気銘柄。1982年以降カベルネ・ソーヴィニヨンの比率を高め、本来このワインの特徴であるなめらかさに深遠さ、複雑さが加わり品質が大幅に改善した。国内酒類メーカーのサントリーが資本参加していることでも有名。コミューン サンジュリアン、品種 カベルネ・ソーヴィニヨン62%、メルロー31%、カベルネ・フラン5%、プティ・ヴェルド2%、格付け 4級、PP 86

D.シャトー・タルボ 1,700円/グラス
1453年のカスティヨンの戦いに敗れたイギリス軍指揮官、シュルーズベリ伯ジョン・タルボットにちなんでつけられた。コルディエ家の管理のもと一貫して上質でフルボディの果実の味わいが豊かなワインを産出し続ける。コミューン サンジュリアン、品種 カベルネ・ソーヴィニヨン66%、メルロー26%、プティ・ヴェルド5%、カベルネ・フラン3%、格付け 4級、PP 88-90

※なお、「今週のワイン」は、週末が近づくと品切れになる場合がございます。どうぞご容赦ください。

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